制作風景 好きなことを仕事にする

模倣について③

みなさん、こんにちは😃

粘土作家のSuuです。

 

今回は、

模倣を気にしなくてもいい理由

最終回です。

 

前回、前々回に書きました通り

 

一つ目は、

「どんな人も最初は真似から始める」

そして

「良い作家になる人はまるパクリでは満足しない」

ということ

 

二つ目は

「模倣品はそっくりに見えても

エネルギー的に考えて異質」だということ

 

そして三つ目が今日のテーマ、

「どんな人も一から作りだしたものはひとつもない」

です。

 

私が考え出した技法の

代表的なものが

「基本のトーストの作り方」

だと思います。

 

ミニチュアトーストを作りたくて

最初に試してみたのが

粘土にベーキングパウダーを混ぜて

加熱してパンそっくりな気泡を得る

という技法でした。

 

こちらも最初に考えた方が

いらっしゃるわけで、その模倣ですね。

 

ただ私はその方法では

どうしても上手く作れなかった。

 

ひとかたまりの粘土を熱して

綺麗にとれるスライスは1〜2枚

何度やってもうまくいかず

仕上がりのバラつきが大きすぎて

イライラしてしまっていました。笑

 

そこで考えたのが、

原型を型取り、型抜きする方法です。

 

最初は石粉粘土で原型を作っていましたが

原型を細部まで仕上げるには

乾燥時間がネックでした。

 

特に子育てしていると

何かと中断が多いもの。

 

原型作りの途中で

子どもがお昼寝から覚めたら

もうほとんどアウト、

次に取り掛かれる頃には

粘土は乾いてしまっています。

 

そこで考えたのが、

Fimoで原型を作る方法

空気で乾燥しないfimoなら、

納得いくまで成形ができます。

 

納得いった原型から作った型からなら

いくらでも安定してキレイなトーストが

得られます。

 

私は

焼くたびに形が違ったり

失敗してロスしたりする方法ではなく

こういう安定性が欲しかったのです。

 

そうして確立された

作り方でしたが、

 

私が考えた作り方と言うことは

本当にできるのかな?と

常々思っています。

 

というのは、

まずfimoという粘土

私が作ったものではありません。

 

型抜きするブルーミックス

これも私が作ったものではありません。

 

型取りするモデナ

これも私が作ったものではありません。

 

粘土ベラも

彩色する絵の具も

水入れも

パレットも

乾燥に使うスポンジも

 

挙げればキリがないですが

 

これらがないと

私は何もできなかったわけで

 

あれっ、

私が一から考え出したもの

作り出したものって

ひとつもない!

 

ここに氣付いた時

全方位に感謝が湧いたんですよね。

 

全方位に感謝ができると

「私が考えたのに」

 

という気持ちにはならないもので

 

Fimoという、オーブンで焼くと

固まる粘土を考えて作ってくれた人

 

ブルーミックスという

型取りに便利なものを

考えてくれた人

 

大昔に絵の具というものを考えた人

改良してきてくれた人たち

 

それらを通販のボタン一つで購入できて

私のところに届けてくださる人たち

 

そういった

見えない無数の方々の力を

お借りして

一つの形にさせていただいているだけ。

 

だから

「私のもの」

って、この世に存在しない

と私は考えているのです。

 

今日も楽しませていただきました。

ありがとう。

 

全方位に感謝、です。

 

この手で作り出す喜びを

感じさせていただいている

そのときめきを楽しむ

私がやりたいことは

それだけです。

 

人がどうしたこうしたは

一切関係ありません。

 

でもその楽しむことを通して、

今度は私が誰かをサポートできるとしたら

この上なく嬉しいことだとも

思っています。

 

 

以上が私が考える

模倣を気にしなくてもいい3つの理由

でした。

 

今日も最後まで読んで下さって

ありがとうございました!

 

私のオンラインレッスンは

こちらから見られます。

 

それでは☺️

Share this:



-制作風景, 好きなことを仕事にする

© 2022 HP HAUS